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マムシ 初捕獲 [備 忘 録]

昨日生まれて初めてハメ(マムシ)を生け捕りにした。
ハメ.jpg


経緯は次の通り。

昨日の午後、親類の請け負ってる草刈の手伝いで
草の生い茂った畑と畑の段差の草をバンバン刈っていた。

草刈機(草払い機)の三枚歯にほんの少し触れて
引っくり返って腹を上にもがいている蛇が
ちょうど自分の目の高さにいるのを見つけた。

体調およそ25cm
今年生まれたばかり??

久し振りに間近で蛇を見た。

胴体上の真ん中辺りに浅い傷があり
皮が少しむけて血がにじんでいた。

グネグネとのたうってる。


「ウワーッ運のない蛇だなぁ…」
と思うと同時に
青大将のようにでかくも青黒くもない。

黒くもないのでヤマカガシでもないし
シマヘビ??にしては
模様が違うぞー

てっ言うか、マムシじゃない[がく~(落胆した顔)]


マムシは逃げようと草の間に入り込むものの
傷のためあまり移動せず、のたうち続けている。


毒蛇なので逃がす訳にはいかない。

殺すか
生け捕るか?


草刈機で真っ二つにならなかったのだから
やはり生け捕り。

捕まえ方は知っているけど
実際に捕まえたことはない。

小さい時から見たり
数年前には草刈機で真っ二つにした事はあるけど…
この時にも捕まえたかったけど、
作業が遅れていたので
殺すように指示された。

残念…[失恋]


蛇から目を離さず
30m下の親類のおばちゃんに声をかけるが
豪快にエンジン音を響かせながら
草を刈っているので、当方には全く気付かない。


とにかく急いで処理しなくっちゃ…



蛇の様子と逃げるであろう方向をしっかりと確認して
30mばかり下に置いてあった
鎌と飲みかけのウーロン茶のペットボトルを取りに一目散。


鎌を片手に
お茶を飲みながら現場まで戻る。

マムシは先ほどの場所で苦しそうにしている。


空になった500mlのペットボトルをそばに置き
その蓋を外し右手の手のひらの中に。

軍手だったらちょっとヤバイかも…と思うところだが
今回の手袋はバックスキンの皮手袋で分厚い。
万一噛み付かれても歯が通らないだろうと
安心感が滅茶苦茶ある。

左方向に向いているマムシの首から頭を
左手の寝かせ気味の鎌で強く押さえ
右手の親指と人差し指・中指で
その首をしっかりと掴む。

マムシが少しぐったりとしたので
すかさず鎌をペットボトルに持ち変えて
尻尾からその中に入れようとする。

しかしウネウネと身体をよじるので
うまく入らない。

更に右手に力を入れると
ほぼ真っ直ぐに伸びたので
ペットボトルにうまく入れることが出来た。

直ぐに蓋をして、撮影したのが上の画像。


帰宅後ぐったりしていたけど
水を入れると見る間に元気に。

そして鎌首をもたげてペットボトルの首まで伸び上がるので
900mlの焼酎の瓶に移し変える。

親類や喫茶店
夜飲みに来た友人などに
「欲しくないか??」と尋ねるけど
誰も手を上げない。

ところが、今日の昼前
友人の魚屋に報告しに行くと
そこに来ていた同級生のお母さんが
「いるいる!!」ともらってくれたので
無事マムシから開放された。

昨日の傷はほとんどなくなっていたように思うほど
元気だった。

一ヵ月後には焼酎に漬け込まれるようだ…



小さい頃には父が毎年何匹も取って来ていた。

皮をはがれて日陰に干されていたり
それを焼いて食べさせられたり
あるいは一升瓶の中で焼酎漬けにされたりしていたけど
そんな文化も今ではなくなったんだぁ…[ふらふら]


子供4人に写メしたけど
無反応か
気持ち悪がってた…


人間の都合で自然に対するけど
昔はもう少し穏やかだったのになぁ…

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